「我は世界蛇、我が名はヨルムンガンド」
⇒ ココは世界が嫌い
⇒ ココはフロイドさんが嫌い
⇒ ヨルムンガンド=フロイドさん
CV森山周一郎で登場するんだと思ってたのに
出てこなかったよ;;
~感想~
最終話、護衛を頼む形でキャスパーを呼び寄せたココは、本来は「ヨルムンガンドの運営!?」を手伝わせる為であり、それを軽くかわされてしまうのと同時に、とことん武器商人を貫く旨の台詞から「フロイドさんの意思!?」がキャスパーにも引き継がれている事に気づき“怒り顔(顔半面が暗い)”になった。 (ヨルムンガンド計画を本社にチクられて妨害されるうんぬんは、ヨナに銃を向けられた時に“自分がタヒんでも止まらない”と言っている事から無いと推測)
23話で「自分が嫌い」とココが言っているので「フロイドさんの意思!?」が自分にも引き継がれている事は自覚していて、それに抗う為のヨルムンガンド計画とすると合点がいく。
そのヨルムンガンド計画すらも「フロイドさんの意思!?」に準じているようにも思える。
ようするに世界規模の親子喧嘩、若しくは反抗期って事じゃないかと思った・・・。
私的にはそんな感じで深読みしましたが、最終話はざっくりと展開し、説明もざっくりだったので、はぁ?って感じの人も少なくなかったのではないでしょうか。
冒頭でいきなり“2年後”となっていたのは良いとしても、それまでのヨナやココ、レームたち、その他大勢の関係者様の説明が端折りすぎですよっ!90分枠ぐらいで最終回すればよかったのにw
~ヨナについて~
“第三次大戦”に移り行く世界をキャスパーの元で目の当たりにし、キャスパーがそれを喜んでいる事、ヨナのやっている仕事が“第三次大戦”に貢献していた事などから、フラストレーションが溜まり、(キャスパーの元で)ココと再会した事によりキャスパーとの別れを決意。
そして、ココの計画が世界平和に一番現実的だと理解して「なんとかしてくれよココ!」になるのかな?
ちなみにココの「いいよヨナ」は衛星で監視していたんでしょうね。 そのあとの合流も待ち伏せっぽかったですしね。
~ココについて~
髪をバッサリときっていらさいますね。 バルメの切った髪が伸びているので、髪を切った意味合いは心境の変化と見て間違いないでしょう。 あ~根拠は勘ですけどね。
そして心境の変化はヨナが居なくなった事と解釈するのが筋ですが、23話⇒24話で切っているようなので、計画発動への願掛けとかそれに類する事とするのが合理的かも。
~その後について~
「ココと新しい世界を旅する」
ヨナの〆の台詞です。
結局世界平和になることはなく、世界平和の為に戦い続けると言う・・・解釈かな。
〓総評〓
ココの考え方が劇中一貫して変化がなかったのは良かったですね。 主人公が苦悩して紆余曲折、そして暴走等々、視聴者を不愉快にさせる展開が少ない方が好みです。
ヨナの方も“世界が好き”から悩みこそあれ、ブレる事なく展開していたのも原作者の拘りでしょうか。
ただ、レーム以下部隊の面々が、ココに付き従う理由が足りない気もします。 それぞれが“超絶傭兵”の筈なんですけど、ヨルムンガンド発動と同時に雑魚キャラ化してませんかね。 “超絶傭兵”なら“超絶傭兵”なりの拘りでココに従う演出が欲しかったかも。
最後ルツがその話題を無理やり振って、無理やりまとまった感じでしたけど、あれじゃどうなのよ?と思いました。
とりあえず最終的に満足する内容だったのは変わりがないので、評価は★★★(3つ)で^-^w
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